「無能な自分が幸せな人生を送る方法がないか」ということを模索している管理人のヒロユキと申します。
僕が辿り着いた答えが「お金を使わない質素な生活でも大満足できるようになる」ということなのですが、それを実現するために最も重要なのが食事の制限です。
食事の制限が重要だと思う理由について詳細に記載していきたいと思います。
何故食事制限をする必要があるのか
食事制限というとダイエットが最初に思い浮かぶと思いますが、僕が食事制限をする理由は「幸せの感度を上げるため」です。
幸せの感度を上げるとはどういうことかと申しますと、幸せを感じられるという基準を下げて、より多くの事に対して幸せを感じるようになるということです。
詳しくは下記の記事で記載しています。
簡単な例で説明をします。
- 毎日の夕食は、予算5000円で外食をしているAさん
- 毎日の夕食は、予算500円で自炊をしているBさん
上記の2人が3000円の外食をした時、Aさんはいつもの食事よりグレードが下がってしまうので不満を感じるかと思います。
一方でBさんは、普段は500円の食事で済ませているので、とても幸せな気分になると予想できます。
全く同じ「 3000円の外食 」という行為でも、Bさんだけが幸せな気分を味わうことができます。
直感では生活レベルの高いAさんのほうが幸せな人生と思われるかと思いますが、Bさんのほうが幸せだと感じる基準が低く、幸せを感じる場面に遭遇する事が多いです。
そのため人生トータルで考えた時の幸せの総量はBさんのほうが多くなる可能性が高いと考えます。
金額で説明をしてしまいましたが、この幸せの基準を下げるのに最も有効的なのが1日1食だと考えています。何も食べていない状態からの食事が、最も落差が大きいと思うためです。
1日1食で得られるメリット
前述した「幸せの感度を上げることができる」というのが私が考える1日1食をすべき理由なのですが、他にも色々とメリットがあります。
- 体に良いものを食べようという意欲が湧いてくる
- 体に良いものを食べてもお金がかからない
- 時間短縮になる
- 無理なくダイエットすることができ、痩せすぎない
1つずつ詳細を記載していこうと思います。
体に良いものを食べようという意欲が湧いてくる
1日1食しか食べない場合、栄養を補給するタイミングがその1回の食事しかありません。
健康への意識がとても低い人を除けば、この1回だけの食事を「ジャンクフードで済ませよう」とは考えないと思います。栄養が足りていないのが明らかだからです。
私も1日1食の生活をするようになってから、毎日食べたほうが良い健康な食材はなんだろうと調べるようになり、その食材を積極的に取っています。
具体的には、卵、玄米、納豆、アボカド、青魚、アーモンド、トマト、ほうれん草、ヨーグルトなどです。
1日1食はとても不健康なイメージを持たれがちですが、制限されることにより健康に気を使うようになったので、私は3食のときより健康になった気がしています。
体に良いものを食べてもお金がかからない
3食食べていたときと比較して食事の量が単純に減るので、お金の節約になります。
健康に気をつけて食事を取ろうとする場合、炭水化物中心の生活と比較するとどうしてもお金がかかってしまいます。
特に魚が高いので、健康に良いとわかってしても敬遠をしてしまっていました。1日3食だと家計を圧迫してしまうような献立でも食べる事ができるようになったのはメリットですね。
1日1食を行っているおかげで、私は月に2万円くらいしか食費を使いません。
(ネット上だと3食でも1万円台という猛者もいるので、しょぼく見えるかもですが…)
時間短縮になる
意外と食事の時間ってかかりますよね。食事を取っている時間以外にも、「買い物に行く」「調理する」「お皿を洗う」という作業が発生するからです。
1日1食にすることで、「調理する」、「食事を取る」、「お皿を洗う」の3つについては所要時間が3分の1になります。また買い物の頻度も1日3食の都機と比較すると少なくて済みます。
人によるかと思いますが
- 買い物30分
- 調理20分
- 食事30分
- お皿を洗う10分
だとすると、合計で1時間30分くらいになるので、食事を1回にすることで毎日1時間くらいの時間を捻出することが出来るようになります。
1ヶ月の合計だと約30時間くらいの節約になります。まとめて調理したり買い物したりすることも多いので、少し少なめに見積もっても丸1日くらいは節約になるのではないでしょうか。
無理なくダイエットすることができる(痩せすぎない)
1日1食でのダイエットも流行っています。リーンゲインズと呼ばれるものです。
これは実体験ですが、実際に僕は体重を68kgから61kgくらいまで落とすことに成功したことがあります。1日1食を始めてから半年くらいで上記を達成したと思います。
ただ、初期に体重がグッと落ちてからは1日1食を継続しても体重が落ちなくなりました。記事を書いている時点で2年近く1日1食を続けているのですが体重は60kg前後をキープしています。
正月などで家族に合わせて3食食べないといけないときには、体重が一気に増加したりします。
おそらくですが、体がセーブモードになりカロリーの消費が効率的に行われる体に変化したのだと思います。つまり1日1食でもガリガリになってしまう心配性は無いということです。
デメリットは特に感じていません。強いて言うなら筋力は前より落ちた気がするくらいですかね。
※リバウンドしやすい体になっているとも言えるので、僕のように生涯1日1食を続ける覚悟がない人はダイエットとして取り入れるのは良くないかもしれません。
1日1食なら夜がおすすめ
1日1食する場合に、以下の3つの選択肢があるかと思います。
- 朝食のみ
- 昼食のみ
- 夕食のみ
朝食にするのが健康に良さそうなイメージがありますが、僕は「夕食のみ(夜だけ)」をおすすめします。
理由は2つあるのですが、まず空腹状態だと仕事が捗るということです。学校の勉強や仕事について、昼ご飯後にはなんとなくやる気が出なかったり、眠くなったりした経験があるかと思います。
これは食べ物の消化に体のエネルギーを使っているからだと思います。
一方で朝食抜きの場合は栄養不足で頭が回らなくなるという話をよく聞きますが、個人的な体感ですと食事を抜いた状態のほうがむしろ集中力が上がる気がしています。
そこで学校や仕事がある朝や昼を空腹で迎えるために、夜に食事するのが最適と考えました。
2つ目の理由は、眠れなくなるのを防ぐためです。
慣れれば問題なくなってくるのですが、朝1食または昼1食にしてしまうと、夜お腹が空きすぎて眠れないと思います。
1日1食を始めた当初は空腹に耐えるのも苦しいのに、更に寝不足まで加わるとギブアップする可能性が極めて高くなるので、夜1食にすることがおすすめです。
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